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notes

2015年1月18日

Gallery shopについて

withart では、展覧会の企画の他、当ホームページ上にGallery shopも併設しております。 withartで企画した展覧会に出品いただいた作家さんの作品を中心に、web上でご紹介させていただいております。

展覧会の開催期間は、1~2週間と短い期間であるため、観る機会を逃してしまうこともあったり、また終了後に、作品を購入できたら良かったと思うことがよくありました。そこで、展覧会終了後も作家さんの作品を観る機会ができたらと思い、HPを立ち上げるときにGallery shopページを作りました。

この度、2012年の10月に、space SYMBIOSISで開催した“CURRENT”に出品いただいた、富山のガラス作家小路口力恵さんの作品を新たに掲載しました。小路口さんは、ガラス制作が盛んな富山市に工房を構え、吹きガラスに、削りや磨きといった作業を加え、丁寧なガラス作品を制作されています。着色のないガラスの透明感と、ふっくらとした形によって、とても心地良い表情が生まれている作品たちです。

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”ふくら” 大鉢・中鉢・小鉢                             撮影:山岸 せいじ

展覧会でも多くの人に気にいっていただいた作品が、このペーパーウエイトです。外側がザラっとした感触で、上から見ると、丁寧に磨かれたガラスの表面から気泡を覗くことができ、ゆらゆらと手で動かすこともできる、素敵な大人の文房具です。

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”ふくら” ペーパーウエイト                             撮影:山岸 せいじ

今後も、少しずつ掲載する作品を増やしていきたいと思いますので、ぜひGallery shopのページにも訪れてみてください。


2015年1月7日

新年あけましておめでとうございます

2015年、withartでは、札幌で2つの展覧会を企画しています。
5月には、今回で4回目の企画をさせていただくspaceSYBIOSISで、絵画と陶芸の2人展を開催します。また、9月には、モエレ沼公園のガラスのピラミッド内で、北海道にゆかりのある5人の作家のグループ展を企画しています。9月の展覧会は、withartとして10回目の企画展となります。個人で展覧会の企画を始めてから6年目になりますが、失敗をしながらでも、まずは10回企画してみようと考え、進めてきました。その10回目をいよいよ迎えることになります。いつか子どもを軸にした展覧会を企画したいという思いがあり、モエレの展覧会は、親子で体感できる展覧会を考えています。良い展覧会を開催できるように、全力で準備を進めていきたいと思います。

“AQUA (アクア)”
5月16日(土)‐30日(土)*会期中無休
12:00 – 19:30
space SYBIOSIS 札幌市中央区南2条西4丁目10-6

出品作家:
久野 志乃 画家 (札幌在住)
福本 双紅 陶芸家(京都在住)

私たちの日常に溢れている「青色」に焦点を当て、絵画と陶芸の二つの作品から、当たり前に目にする「青色」について考える機会を創出する展覧会です。
陶芸家の福本さんは、国内、海外にも発表の場を広げ、活躍している現代を代表する陶芸家の一人です。北海道では初めての発表の場となります。久野さんの絵画とどのように共生していくか、楽しみです。

モエレ沼公園グランドオープン10周年記念協賛企画
“知覚されるアート”
9月16日(水)‐ 24日(木)*会期中無休
10:00 ‐ 17:00 
モエレ沼公園ガラスのピラミッド2階 space 2
札幌市東区モエレ沼公園1-1
主催:知覚されるアート実行委員会
共催:公益財団法人 札幌市公園緑化協会

出品作家:
池田 光弘   画家 (Shugo Arts)
樫見 菜々子 美術家 
川上 りえ   彫刻家
斉藤 幹男  映像作家
長谷川 裕恭 彫刻家

モエレ沼公園を設計したイサム・ノグチの思い「未来を担う子どもたちに対する思いを込めた空間」、モエレ沼公園を舞台として、視覚や聴覚などの感覚情報をもとに自覚的な体験ができる展覧会を開催します。
開催期間が秋の5連休に重なることから、多くの家族連れで賑わう週末には、Family Art Daysプログラムを用意し、親子で体感しながらアートに触れられるワークショップや、アーティストトークを開催する予定です。

展覧会の詳細は、会期が近くなりましたら、New Exhibitionのぺージで、改めてご案内いたします。多くの方々にとって、作品を観て、触れる機会となっていただけたら、嬉しく思います。

今年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

withart 本間 真理