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notes

2015年2月10日

船山奈月さんの木の器

こんにちは。

Gallery shopに、新たに札幌の木工作家、船山奈月さんの木の器を掲載しましたので、ご案内いたします。
船山さんは、withartの第1回目の企画展に参加いただきました。

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「黒染め舟皿」 130×340×45mm

船山さんは、木を刳って作る器を中心に制作されています。硬い木を手で削った後が残る
手仕事の魅力を肌で感じられる作品で、日常使いの様々な形をした器の他、オブジェのような佇まいをした器など、幅広い作品を制作されています。
以前に企画展に参加いただいた時に、船山さんからこのようなメッセージをいただきました。
「機能的で美しい器は理想ですが、形を愛でるオブジェと、容器としての機能、その二つの意味の間を漂っているような器を私は作りたいです。」
この制作に対する思いに感銘を受けました。今回はwithartの考えも考慮いただき、まさに”二つの意味の間を漂っているような器”を制作いただきました。

私も自宅でお皿などを使わせていただいていますが、使っていくうちに変化していく木の表情によって、日常に良い空気が流れ、一緒に過ごしていく時間を楽しませてくれるような作品です。

この器は、器としては少々大き目かもしれませんが、グリーンと一緒に、果物やパンなどをのせたり、使い手によって色々な使い方を発見できる作品です。

木の器のお手入れはちょっと心配・・といった方も、普段のお手入れに関するメモも作成いただいています。
写真をご覧になって気になった方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。