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notes

2018年8月7日

「いきもの」展 終了しました

ギャラリー門馬で開催した「いきもの」展、会期中はお天気にも恵まれ、多くの方々にご来場いただきました。素晴らしい作品を出品いただいた作家の皆さま、展覧会の開催にあたりご協力いただいたギャラリー門馬の大井さん、そして、足を運んでいただいた皆さま、本当に、ありがとうございました。

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本展は、「いきもの」が大好き!な7人の作家が集まり、何か「いきもの」について表現をしてみたいという、純粋な気持ちでスタートした展覧会でした。約1年半という時間をかけて、議論を重ね、準備を進めてきました。それぞれが「いきもの」を自由にとらえ、絵画や造形、工芸など、多彩な表現で試みた展覧会です。

関連プログラムとして、『おやこでART DAY』を開催しました。出品作家によるギャラリーツアーや、いきものの先生を招いたワークショップを開催し、赤ちゃんから大人まで幅広い方々にご参加いただき、会場で鑑賞者と作家が一体となり、まさにアートを楽しむ1日となりました。

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ギャラリー門馬の空間は、スキップフロアになっていることから、様々な角度から作品を観ることができます。ギャラリーツアーでは、床に寝転んで作品を眺めたり、上から、下から、視点を変えて、発見を楽しみながら鑑賞していた姿が印象的でした。

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いきものワークショップでは、朝田累先生をお招きして、膨大ないきものコレクションを見せていただき、骨や殻、昆虫の標本や、生きたミジンコまで、観て、触って、いきものに触れる貴重な機会が生まれました。朝田先生の優しい声掛けと共に、子どもたちは身を乗り出して、いきものを観察していました。

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withartは、アートがもっと身近に、もっと普通に触れる機会を創りたいと思い、展覧会やワークショップを軸に活動しています。今回ご協力させていただいた「いきもの」展では、改めて、企画する意味を思い直すことができました。小学生が真剣にメモを取りながら、作家と話をしたり、作家が意図していることを指摘したり、こちらがドキッとするような意見も聞こえてきました。

今後も、展覧会やワークショップの企画を通して、日々の暮らしのなかで、幅広い人々がアートに触れる機会を創っていけたらと思います。