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Workshop

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”スクリーンプリント”でオリジナルTシャツを作ろう!

講師:大泉 力也(版画家)

開催日/8.3 sat. 札幌市民交流プラザ SCARTSスタジオ1

対象:5歳以上

参加費/1,800円

版画家の大泉力也さんと一緒に、紙で好きな形で版を作り、手で刷って、自分だけのオリジナルTシャツを作ります。大泉さんは、“スクリーンプリント”という技法で、心に思い描く“形”を版画にした作品を作っています。
紙をハサミで切ったり、手でちぎったり、好きな形で“版”を作りました。
好きな動物や植物、思い出の景色など、自分の心に思い描く“形”を版にして、Tシャツを作ります。
“スクリーンプリント”という技法を使って、版画の魅力を体感するワークショップです。

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最初に、版画家の大泉力也さんから、版画についてレクチャーを受けました。

「版画やったことある人いるー?」
「はい!木版画!」
「消しゴムハンコ!」

今回の版画ワークショップは、大泉さんが制作に使われている”スクリーンプリント”いう技法を使って、Tシャツを作ります。最初に、”スクリーンプリント”について、写真を交えながら、版画の歴史も含め、丁寧に説明いただきました。

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まず、どんな図柄にするのか、紙に描いていきます。大好きな昆虫やポケモン、オオカミや、マイケル・ジャクソンという子も!

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紙に描いた絵をカッターやハサミで切り取ったり、手でちぎったりして、版を作り、Tシャツに並べていきます。

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Tシャツの上に図柄を静かに置いて、スクリーンを置き、インクを乗せて、スキージと呼ばれる道具でゆっくりとこすります。すると、インクはスクリーンの繊維の目を通過してTシャツに印刷されます。初めて目にするスクリーンプリントに子どもたちも興味深々!

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出来上がったTシャツは、このとおり!

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世界でたった一枚のオリジナルTシャツが出来上がりました!!

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こちらは、5歳の女の子とお母さんが一緒に作った作品。手形を紙に写し取り、ハートやお星さまも入れて、今日という記念日をTシャツに残してくれました★

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こちらは、「クマのプーさん」をモチーフにしたTシャツ。スクリーンの枠の四角にとらわれず、円形でデザインした絵柄には、大泉さんも感心!「これ買いたい!」という声まで上がりました。

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最後は、みんなで発表会!ピアノを習っている男の子が作ったのは、鍵盤をモチーフにしたTシャツ。モノクロを生かしたデザインで、奏でる音楽が聞こえてきそうな躍動感のあるデザインが見事でした!

このワークショップでは、普段の生活では、なかなか体験することができない「スクリーンプリント」という版画の技法を体験してもらいました。実は、この技法は、様々なモノに使われている技法です。ポスターなどはもちろん、看板やCDなど、身近なモノにも使われています。また、木版画などのほかの技法と大きく違うのは、反転しないということ。今回のワークショップでも、子どもたちが描いた絵がそのままに近い形で刷り上がりました。

版画の魅力を肌で感じられるようなワークショップを進めていただいた大泉さん、参加者のみなさま、本当に、ありがとうございました!


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