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Workshop

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紙を使って”時計”をデザインしよう!

講師:伊藤 千織(プロダクトデザイナー)

開催日/8.2 fri. 札幌市民交流プラザ SCARTSスタジオ1

対象:小学生以上

参加費/1,800円

デザイナーの伊藤千織さんと一緒に、プラスチックの紙(ユポ)を使って、時計を作ります。
伊藤さんは、日々の暮らしの中で使う様々な道具をデザインする仕事をしています。
「時計をデザインするってどんなこと?」「プロダクトデザインってなあに?」
時計は、私たちの生活には欠かせない大切な暮らしの道具です。
時計の役割をよく考え、手を動かし、親子で楽しくデザインを知るワークショップです。

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最初に、プロダクトデザイナーの千織さんがデザインを手がけたお仕事をご紹介いただきました。”プロダクトデザイン”というと、あまり聞きなれない言葉のように思うかもしれませんが、実は、とても身近なお仕事なんです。今座っている椅子や目の前にある文具など、日々の暮らしで使われている道具は、必ず誰かの手によってデザインされています。

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まずは、千織さんが考えた「デザインシート」を使って、どんな時計をデザインするのかを考えました。絵を描くことと、デザインすることの大きな違いは、目的があること。デザインシートを使って目的を考え、その目的を意識しながら手を動かします。

「使うのはだれ?→わたし」
「どんなところで使う?→じぶんのへや」
「時計のあるお部屋はどんな感じにしたいかな?→たのしい」

そんなことを意識しながら作った時計は、大好きな猫と毎日過ごすことができる可愛らしい時計ができました!

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千織さんが各テーブルを回り、参加者とのコミュニケーションを楽しみながら、進んでいきました。

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今回のワークショップは、「ユポ・コーポレーション」さんに、水にも強いプラスチックの紙(ユポ)を提供いただき、作りました。水に強いという特性を生かし、色鉛筆で描いた後に、水を吸わせたメラニンスポンジを使って色をぼかし、まるで絵画作品のような素敵な時計もできました!

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目盛りや数字は一切なく、美しいお花の形をしたシンプルなデザインの時計。これには、千織さんも感服です!

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サッカーが大好きな男の子は、紙を立ち上げ、立体の時計をデザインしてくれました。子どもたちのアイディアには目を見張るものばかり!

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仲良く姉妹で参加してくれた女の子は、家族のお顔を描いた心温まる時計をデザインしてくれました。

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こちらは、犬の形をした時計。骨付きのお肉を針にしたアイディアも素晴らしい!とても丁寧に手を進めていました。

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こちらは、可愛いいお顔の黒猫の時計。

すべてを紹介できないのが本当に残念なぐらい、どれ一つ同じものはない、素敵な時計ができあがりました。今回デザインした時計は、ちゃーんと動くんです!文字盤をデザインした後、ムーブメントと針をつけ、電池を入れると・・チクタクチクタク!感動の瞬間でした★

このワークショップでは、時計を使って、デザインの初歩を教えていただきました。「時計」という毎日目にする大切な暮らしの道具をデザインすることで、身近なデザインについて考えるきっかけになれば嬉しく思います。

千織さんのとっても楽しい進行で、笑いの絶えないワークショップとなりました。素晴らしいワークショップを進めていただいた伊藤千織さん、参加者のみなさま、本当にありがとうございました!


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