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Workshop

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ぼくの・わたしの家をつくろう!

講師:三木 万裕子(建築家・三木佐藤アーキ)

開催日/3.28 sun. 札幌市民交流プラザ SCARTSスタジオ

対象:小学生以上

参加費/1,800円

建築家の三木さんと一緒に、自分が住んでいるお家の模型を作ります。家は、ごはんを食べたり、遊んだり、眠ったり、毎日を過ごすとても大切な場所です。自分が住んでいる家を紙に書き起こし、壁を立て、屋根をつけて、ドアや窓もつけて、自分のお家を作ってみましょう。もっとこうだったら、こっちのほうが使いやすいかも、毎日当たり前に過ごしている空間を再現し、模型作りを通して、設計のはじまりを体験するワークショップです。

最初に、三木さんがどんなお仕事をしているのか、手掛けられた建物などの写真を見せていただきながら、設計についてお話ししていただきました。

今回のワークショップは、一番身近な建物である「自分の家」の模型を作ります。
でも、忠実に再現することにはこだわらずに、自分が好きな場所、強調したい部分を作ったり、作ってみて変えたいところがあったら、変えてみても大丈夫!

事前に、親指を人に見立てて、A3サイズの紙に、家の図面を描いてきてもらいました。そうすると、図面は、縮尺約30分の一になるという計算!

限られた時間内で模型が完成に近づくように、3cm、9㎝、15cmにカットした板段ボールを用意しました。3cmのパーツは90㎝の棚などの高さに近く、9㎝のパーツは、270㎝と天井高に近い高さ、という計算で用意されたものなんです。

描いてきた図面を基に、窓の形まで忠実に再現する子も!

図面は描いてきたけど、材料を見て、夢の自分の部屋を作る子たちもいました!
毛糸で作ったハンモックや、レースをカーテンに使ったりと、創意工夫が見られるとっても楽しい模型です。

こちらは、暖炉があるお家。

どの親子も、顔を突き合わせて、楽しく真剣に作っている姿がとても印象的でした。

壁紙や装飾にこだわって作る子など、どれも見ているだけで楽しくなるようなお家の模型ができました!

今回のワークショップは、自分のお家の模型作りを通して、もっとこうだったらな、あーだったらなと考える、設計のはじまりを体験してもらいました。

三木さんが模型を作るときにも、実際に建物を建てる前に、模型を作って確認をしたり、考えて実験するための道具として作っているそうです。
「模型を覗き込み、この部屋をこっちに動かすとどうかな、ここに窓があるといいんじゃないかな。」
そんな風に考えながら、模型を作っているそうです。

参加者の中には、建築家になりたい、大工さんになりたい、そんな夢を抱いて参加してくれたお子さんもいらっしゃいました。
きっと、夢のお仕事をしている三木さんとお話しをして、さらに夢が膨らんだのではないでしょうか。将来が楽しみです!

素敵なワークショップを進めていただいた三木万裕子さん、親子で真剣に、そして、楽しんで参加いただいた皆様、ありがとうございました!


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