クレヨン画家の高橋あおばさんと一緒に、オリジナルのクレヨンを作り、絵を描きます。高橋さんは、お花や葉っぱ、森に住む動物など、心をいやしてくれる“森”を想像し好きな色を作って、“スクラッチ・アート”と呼ばれる手法で絵を描いています。赤ちゃんから手にすることができる、身近な画材のクレヨンを使って、絵を描く楽しさを体感するワークショップです。

高橋さんは、幼い頃から親しんでいるクレヨンを使って、絵を描いています。心の癒しでもある森をモチーフに描くことが多い高橋さんは、イメージに近い色合いを出すために、オリジナルのクレヨンを作って、描いています。

今回のワークショップでは、森をイメージしたオリジナルのクレヨン作りを体験しました。イメージに近い色のクレヨンを3色選び、ポキポキ折って、器に入れます。

器にクレヨンを入れたら、最後に、好きな色のクレヨンチップを振りかけます。

どれにしようかなー

後は、ホットプレートに乗せて、竹串でかき混ぜて、溶けるまで待ちます！

オリジナルクレヨンを冷やし固めている間に、スクラッチアートも体験！高橋さんも、子どもの頃にこのスクラッチを体験し、その頃のワクワクした記憶が、制作の基軸になっているそうです。

参加者には、引っかいてみたい道具も持参いただきました。竹串や歯ブラシ、消しゴム、スポンジなど様々な道具で、スクラッチを楽しみました。

そして、冷やし固めること15分、鮮やかな色彩が美しいオリジナルクレヨンができました★

オリジナルクレヨンも使って、スクラッチアートも取り入れながら、思い思いの絵を描きました。

引っかくだけではなく、手のひらや指を使って、描く子も！

最後は、みんなで作品鑑賞！柔らかな色彩で描かれた森に、心が癒された時間でした。

今回のワークショップでは、赤ちゃんから手にすることができるクレヨンを使って、絵を描く楽しさを体感していただきました。線を引く、塗りつぶす、だけではなく、ちょっと道具を使うだけで、身体を使うことで、様々な表現が生まれました。オリジナルのクレヨン作りは大好評で、自宅に帰ってから作ったよと、嬉しい報告も受けました！

大人も子どもも、無心になって絵を描く楽しさを体感した2時間でした。各テーブルを回りながら、優しい声掛けで進めていただいた高橋あおばさん、楽しんでご参加いただいた皆様、ありがとうございました！